1990年代後半に計画経済から市場経済の道を歩み始めたカンボジア、ベトナム、ラオスなどメコン川流域の国々。「東南アジア諸国連合(ASEAN)」のこれらの国々は、大きく変化する社会・経済環境の中で、確実に発展を遂げています。しかし、一方で地方との格差は急激に拡大しており、経済的不平等や内戦、政情不安などにより複雑な問題が絡み合い、いまだ深刻な人道危機が発生しています。人権侵害により十分な教育機会が与えられていない子供たちのために2003年より活動を始めた団体が「Child’s Dream(チャイルド・ドリーム)」です。子供たちの医療・教育環境を改善すべくコミュニティとの協働を通して目的を達成することを目標に日々活動に取り組んでいます。
リリーフでは、「五方よし」を経営理念として売り手と買い手がともに満足し、社会貢献もできる会社を目指しております。
また社員、従業員が自らの成長と豊かさを実感すること、さらに次世代へ向けて持続可能な社会の構築を目標にさまざまな社会課題の解決に積極的に取り組んでいます。社会貢献においては国内のみならず、世界の人々の豊かな社会の実現にも積極的に貢献していきたいという思いがあります。
おかたづけサービスで回収した不用品(家具、日用品等)を海外で再び生かす取り組みを2013年より海外リユース事業として立ち上げました。これまで東南アジアを中心に活動してきましたが、都市部から離れた地域を訪問するにつれて、様々な社会問題や経済格差を目の当たりにしました。
そのような問題の将来的な解決のため教育機会の提供で子供たち・青少年の自立を支援する「Child’s Dream」に共感し、リリーフの売上の一部を寄付することとしました。
Child’s Dreamの活動には「保健」「基礎教育」「高等教育」があります。
その中でも教育は、貧困撲滅、持続的経済成長への大きな原動力です。
理解力や正しい判断力を鍛え、文化的平和や深い社会の繋がりの基盤を構築することができます。また、所得獲得および質の高い雇用機会をうみだすことができます。しかし、多くの子供たちが健康問題を理由に十分な教育をうけることができない現状にあります。そのため、Child’s Dreamでは保健プログラムや救命治療を提供し、より多くの子供が教育を受けられることができるよう目指しています。