不正遺品整理業者に騙されない！正しい業者選びでトラブルに遭わない/あわない注意点をチェック

不正遺品整理業者に騙されない！正しい業者選びでトラブルに遭わない/あわない注意点をチェック

2023/08/22遺品整理

不正遺品整理業者に騙されないための正しい選び方と対処法を解説！実際の不正事例や遺品整理業者選びのポイント、契約前の確認事項、自分でできる整理範囲と業者への依頼のメリットなどをご紹介します。

～ コラムの目次 ～

1. 不法投棄等、不正行為を行う業者
• 1-1 実際に起きた遺品整理業者による不正事例
• 1-2 遺品整理業者に多い不正行為のパターン
• 1-3 遺品整理業者選びで注意すべきポイント
2. 遺品整理業者との契約前の確認事項
• 2-1 見積り料金の透明性をチェック
• 2-2 業者の資格・認定制度の確認
• 2-3 口コミ・評判のチェックが必要
3. 遺品整理の自分でできる範囲と業者への依頼のメリット
• 3-1 遺品整理業者への依頼のメリット
• 3-2 遺品整理の自分でできる範囲とは
4. 不正な遺品整理業者に依頼してしまった場合の対応策
• 4-1 トラブル発生時の相談窓口
• 4-2 法的手続きや損害賠償の方法
5. まとめ：遺品整理業者選びで大切なことと対応方法

遺品整理や運搬業務を依頼する際、不法投棄や不正行為を行う業者には注意が必要です。事前に認定された資格（一般廃棄物収集運搬許可証や古物商許可証など）を持つ業者や協会への加盟が確認できる業者を選ぶことが大切です。

また、料金やサービス内容について、リサイクルや廃棄処分の方法も含め、丁寧に相談し見積もりを取ることで、安心して依頼できる環境が整います。ご遺族様のお気持ちを大切にしながら、信頼できる遺品整理業者と協力して、故人様の想いを大切にした整理を進めていきましょう。

1-1 実際に起きた遺品整理業者による不正事例

遺品整理業者に依頼する際、残念ながら不正行為を働く業者も存在するようです。実際に起きた不正事例としては、

【事例1】
見積もりの際にせかされて契約したが、作業が始まらないので解約したい

【事例2】
解約を申し出たら高額なキャンセル料を請求された

【事例3】
作業時に予定外の料金を請求され、最終的に見積金額の2倍の費用を請求された

【事例4】
処分しないようにと頼んだ物を勝手に処分された

国民生活センターHPより引用：リンク

また、廃棄やリサイクルに関するルールを無視し、違法に不法投棄を行ったり、業務を適切に行わず、ご遺族様の期待に応えられない事例もあります。
そのため、遺品整理業者を選ぶ際は、信頼できる業者を選択することが大切です。

1-2 遺品整理業者に多い不正行為のパターン

遺品整理業者による不正行為は、いくつかのパターンに分けられます。 第一に、遺品の買取価格を低く評価し、高額で売却するケースがあります。遺品整理業者が故人様のご遺品を安価で買取り、一般的な市場価格よりも高く売ることで、利益を上げる業者もいます。

第二に、見積もり時には提示されなかった追加料金を請求することがあります。これは、遺品整理の作業内容が変更された場合や、特殊な処理が必要な場合に発生することが多いです。

第三に、遺品を不法投棄するケースです。これは環境や地域社会に悪影響を与える問題であり、ご遺族様にもトラブルが及ぶことがあります。
遺品整理業者を選ぶ際は、これらの不正行為に注意し、信頼できる業者を選びましょう。

1-3 遺品整理業者選びで注意すべきポイント

遺品整理業者を選ぶ際に注意すべきポイントはいくつかあります。まず、見積もりや料金体系が明確であるか、また、業者の口コミや評判をチェックし、他のお客様からの評価を確認することも重要です。
ご遺族様のニーズや要望に応じて柔軟に対応できる業者もおすすめです。そのため、事前の相談や打ち合わせが円滑に進む業者を選ぶことが大切です。

遺品整理業者と契約する前に確認すべき事項は以下の通りです。まず、作業内容と料金に関する明確な説明があるかどうかを確認しましょう。また、遺品整理業者が適切な資格や許可を持っているかも重要なポイントです。

契約前に、業者が行う作業範囲や遺品の処理方法、買取に関するルールなどをしっかり確認することが必要です。
また、遺品整理に関するトラブルが発生した場合の対応策や責任範囲についても、事前に確認しておくことが望ましいですね。

遺品整理業者との契約前にこれらの確認事項を押さえておけば、安心して業者に依頼することができ、故人様のご遺品を大切に整理することができるでしょう。

2-1 見積り料金の透明性をチェック

遺品整理を依頼する際、見積り料金の透明性は非常に重要です。業者によっては、料金が不透明であったり、後から高額な請求が来たりすることがありますので、事前にしっかりと確認しましょう。
一般的には、業者のホームページやお見積もりサイトで料金体系が明記されていますが、見積もり価格が分からない場合は、電話やメールで連絡してみましょう。
また、無料の見積り相談サービスを利用することで、安心して業者を選ぶことができるので活用しましょう。

2-2 業者の資格・認定制度の確認

遺品整理業者を選ぶ際には、業者が持っている資格や認定制度を確認することも大切です。廃棄物の適切な処理やリサイクルは重要なポイントですので、環境に配慮した業務を行っているかどうかを確認しましょう。
一般廃棄物収集運搬業、特殊清掃業の許可を取得している業者は、安心して依頼することができます。
また、古物商の許可を持っている業者は、遺品の買取に関して法的な知識があると言えます。

2-3 口コミ・評判のチェックが必要

遺品整理業者を選ぶ際には、口コミや評判も大きな判断材料になります。過去のお客様の感想を参考にすることで、サービスの質や対応がどの程度なのかが分かりやすくなります。インターネットの口コミや評判を調べるだけでなく、友人や知人からの紹介も信頼できる情報源です。
また、業者から提供される事例や対応ポリシーもチェックしましょう。丁寧な対応やスタッフの質を見極めることで、安心して遺品整理を依頼することができます。

遺品整理を自分で行う場合、故人様の家を整理して、リサイクルできるものとそれ以外を分別し、運搬や処理を行う必要があります。
しかし、時間や手間がかかるだけでなく、感情的な負担や法的なトラブルもあります。

そんな時、遺品整理業者への依頼がおすすめです。業者に依頼することで、専門的な知識と技術を持つスタッフが適切に対応してくれるため、安心して任せることができます。

3-1 遺品整理業者への依頼のメリット

遺品整理業者へ依頼するメリットは、まず時間と手間の節約が挙げられます。遺品整理は大変な作業であり、専門的な知識が必要な場面もあります。業者に任せることで、自分自身の負担を軽減できます。

また、遺品の買取や供養など、専門的なサービスも受けられることがあります。さらに、法令遵守や環境への配慮も大切であり、適切な業者に依頼することで、安心して遺品整理を進めることができます。

3-2 遺品整理の自分でできる範囲とは

遺品整理において自分でできる範囲とは、まずは故人様の大切な品や想い出の品を大切に整理し、不要品やゴミを分別して廃棄することが基本です。また、ご遺族様がご一緒にふさわしいものを残し、寄付やリサイクルに回せるものは適切な場所に持っていくことも大切です。 また、リリーフのコラム「初めてでも心配なし！遺品整理の完全ガイド：基本から専門家のアドバイスまで」(https://relief-company.jp/column/3732/)でも解説していますので合わせてご確認ください。

残念ながら不正な遺品整理業者に依頼してしまった場合、まずは落ち着いて冷静に対応することが大切です。
迅速に業者と連絡を取り、事情を説明し、依頼のキャンセルや遺品の返却を求めましょう。
業者が応じない場合や運搬や料金などのトラブルが発生した場合、その問題に対して業者や専門家と相談し、適切な解決策を見つけていくことが大切です。

4-1 トラブル発生時の相談窓口

トラブルが発生した際の相談窓口としては、まず地域の消費生活センターや行政の相談窓口を利用できます。
また、遺品整理業者協会や資格を持つ専門家にも相談することができます。彼らは遺品整理に関する法律やルールを熟知しているため、適切なアドバイスがもらえます。

さらに、弁護士や司法書士もトラブル解決に役立ちます。法律の専門家として、権利を守るための対策や手続きをサポートしてくれます。
全国の消費生活センターはコチラ(https://www.kokusen.go.jp/map/index.html)

4-2 法的手続きや損害賠償の方法

不正な遺品整理業者とのトラブルで法的手続きが必要になった場合、まずは弁護士や司法書士に相談しましょう。彼らは法的手続きや損害賠償請求の方法に精通しており、適切な対応をサポートしてくれます。
また、裁判所や消費者センターなどの公的機関も相談できます。トラブル解決に役立つ情報や手続きを提供してくれるでしょう。

遺品整理業者選びで大切なのは、信頼できる業者を選ぶことです。事前の調査や口コミを利用して、業者の信頼性や資格をチェックしましょう。
もし不正な業者に依頼してしまった場合は、冷静に対応し、トラブル解決に向けて適切な相談窓口や法的手続きを進めていくことが重要です。

遺品整理は故人様やご遺族様にとって大切な仕事です。慎重に業者選びを行い、安心して任せられる遺品整理業者を見つけましょう。

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