遺品整理に必要な許可とは?「一般廃棄物収集運搬業」の重要性と優良業者の見極め方

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遺品整理に必要な許可とは?「一般廃棄物収集運搬業」の重要性と優良業者の見極め方

2025/12/05遺品整理

故人様の想いが詰まった大切な遺品整理。しかし、その業者選びを誤ると「作業後に法外な高額請求をされた」「回収された遺品が山中に不法投棄されていた」といった、深刻なトラブルに巻き込まれるケースが後を絶ちません。

実は、こうしたトラブルの多くは、必要な「許可」を持たない違法な業者によって引き起こされています。

ご遺族様が安心して故人様をお見送りするためには、業者に「任せきり」にするのではなく、依頼する側も最低限の知識を持つことが重要です。

この記事では、遺品整理(特に廃棄物の処理)に不可欠な「許可」の重要性、特に「一般廃棄物収集運搬業許可」について、専門家の視点で徹底的に解説します。信頼できる業者を見極め、後悔のない遺品整理を行うための一助となれば幸いです。

危険!「無許可」の遺品整理業者が引き起こすトラブル実例

なぜ今、遺品整理で「許可」の有無がこれほど重要視されるのでしょうか。それは、国民生活センターや各地の消費生活センターへ寄せられる「遺品整理サービス」に関する相談件数が増加傾向にあるためです。

無許可の業者に依頼した場合、具体的にどのようなリスクがあるのかを知っておきましょう。

リスク1: 不法投棄と依頼主(お客様)の責任

無許可業者は、正規の廃棄物処理ルートを持っていません。そのため、回収した遺品(廃棄物)を、処理費用を惜しんで山中や人気のない私有地に不法投棄するケースがあります。

最も恐ろしいのは、この不法投棄が発覚した場合、廃棄物処理法に基づき、依頼主(お客様自身)が責任を問われる可能性もゼロではないということです。「知らなかった」では済まされない事態になりかねません。

リスク2: 不当な高額請求

「無料回収」「業界最安値」といった甘い言葉で集客し、作業が完了した途端に「処分費」「運搬費」「リサイクル料」など、見積もりになかった名目で法外な追加料金を請求する手口です。

断ろうにも「すでにトラックに積んだ」「キャンセル料がかかる」と威圧的に迫られ、泣く泣く支払ってしまうケースも報告されています。

リスク3: 個人情報の漏洩

遺品の中には、故人様のプライベートな手紙、写真、通帳、契約書類など、重要な個人情報が数多く含まれます

無許可業者は、これらの情報を適切に処理する知識も体制もありません。ずさんな管理によって、大切な個人情報が外部に流出する危険性があります。

遺品整理に関連する許可の種類と役割

こうしたトラブルを避けるために、私たちは業者の「許可」を確認する必要があります。

実は「遺品整理業」という単一の許可は存在しません。遺品整理の業務(仕分け、買取、運搬、処分、清掃)に応じて、複数の許可や資格が関連しています。

ここでは、最低限知っておくべき3つの許可について、その役割を解説します。

①【最重要】一般廃棄物収集運搬業許可

これが、遺品整理における「ゴミの処理」に関して最も重要な許可です。

  • 役割: 遺品整理で出る不要品やゴミのほとんどは、法律上「一般廃棄物」(=家庭から出るゴミ)に分類されます。この一般廃棄物を、お客様から料金(処分費用)をもらって収集・運搬するために「必須」の許可です。
  • 発行元: 各市町村(自治体)
  • 重要性: この許可は、自治体が定めた一定の基準(処理能力や実績など)をクリアした業者にのみ発行されます。近年は環境保全の観点から、新規の許可発行を制限している自治体も少なくありません。

結論: 許可を持っていればサービスの質まで保証されるわけではありません。しかし、この許可を持っている(または許可業者と提携している)ことは、少なくとも法律を守って適正に廃棄物を処理しようとする「最低限の基準」をクリアしている証です。不法投棄などのリスクを避けるため、まず最初に確認すべき必須条件と言えるでしょう。

② 産業廃棄物収集運搬業許可

  • 役割: 事業活動(オフィス、工場、店舗など)から出る特定の廃棄物(=産業廃棄物)を運ぶための許可です。(発行元は都道府県)
  • 注意点: ホームページに「許可業者」と書かれていても、この「産業廃棄物収集運搬業許可」しか持っていない場合があります。この許可だけでは、一般家庭の遺品(一般廃棄物)を原則として収集・運搬することはできません。

③ 古物商許可

  • 役割: 遺品の中に含まれる貴金属、骨董品、家電、ブランド品などを「買い取る」ために必要な許可です。(管轄は警察署)
  • 注意点: これはあくまで「中古品の売買(買取)」のための許可であり、「ゴミの処分」許可ではありません。

中には、この許可だけを盾に「買い取った」という体裁をとり、実質的にはゴミを違法に回収・処分している悪質な業者も存在するため、注意が必要です。

「一般廃棄物収集運搬業許可」を持つ業者が少ない現実

前述の通り、「一般廃棄物収集運搬業許可」は新規取得が極めて困難です。そのため、自社でこの許可を持つ遺品整理業者は、全国的に見てもごく少数に限られているのが実情です。

では、許可を持たない多くの業者はどうしているのでしょうか。

  • 違法業者: 無許可のまま、違法に収集・運搬している(最も危険)。
  • グレーな業者: 「産業廃棄物収集運搬業」許可や「古物商」許可を拡大解釈し、違法に一般廃棄物を扱っている。
  • 適法な業者: 自社で許可を持たない代わりに、「一般廃棄物収集運搬業許可を持つ業者と適切に提携している」。

お客様が選ぶべきは、もちろん「適法な業者」です。

信頼できる遺品整理業者の見極め方 5つのチェックリスト

膨大な数の業者から、法的に信頼できる優良業者を見極めるために、以下の5つのポイントを必ずチェックしてください。

1. 「一般廃棄物収集運搬業許可」の有無を明記しているか?

まず、業者のWebサイトにある「会社概要」や「許認可」のページを確認します。

  • 自社で許可(「一般廃棄物収集運搬業許可 〇〇市 第XXXX号」など)を持っているか?
  • 持っていない場合、「〇〇市の許可業者と提携しています」といった旨が明確に記載されているか?

この記載が一切ない業者は、避けるのが賢明です。

2. (買取希望の場合)「古物商許可」の番号が記載されているか?

買取も同時に依頼したい場合は、「古物商許可 〇〇県公安委員会 第XXXX号」の記載があるか確認しましょう。

3. 見積書は明瞭か?

「遺品整理一式 〇〇円」といった曖昧な見積もりを出す業者は危険です。「作業人件費」「仕分け費」「運搬費」「(適正な)処分費」などが具体的に記載されているか、追加料金が発生する条件は何かを必ず書面で確認しましょう。また、内容について説明を依頼した際に明確で納得できる説明が返ってくるかも確認すると良いでしょう。

4. 専門資格(遺品整理士など)の有無

「許可」(法律)とは別に、スタッフが「遺品整理士」や「特殊清掃士」といった民間の専門資格などを持っているかも、業者の専門性や心構えを測るバロメーターになります。

5. 万が一の保険(損害賠償保険)に加入しているか?

作業中に家屋や他の家財を傷つけてしまった場合に備え、損害賠償保険に加入しているかどうかも、信頼できる業者の証です。

遺品整理の「許可」と「安心」なら、リリーフにご相談ください

「許可のことを調べれば調べるほど、どの業者が法的に信頼できるかわからなくなった」
「無許可業者だったらどうしよう…」

遺品整理の業者選びで、そのようなご不安を抱かれるのは当然のことです。

株式会社リリーフは、法令遵守(コンプライアンス)を経営の最重要事項の一つとしています。

私たちは、お客様が不法投棄や高額請求といったトラブルに巻き込まれることがないよう、万全の体制を整えています。

リリーフの適法な処理フロー

リリーフでは、お客様がお住まいの地域で「一般廃棄物収集運搬業許可」を持つ優良な自治体指定業者と提携しています。法的に認められた適切な手順で、提携業者が責任を持って廃棄物を収集・運搬・処理するフローを確立しています。

この手続きにより、お客様の遺品が不法投棄されたり、不適切に処理されたりする心配は一切ありません。

「許可」+「専門性」=リリーフの信頼

法的な安心感はもちろん、リリーフでは創業60年の実績と経験を元に、独自の社内資格制度「遺品整理マイスター制度」を採用・導入しています。この「遺品整理マイスター制度」では、関連する法令知識からサービス品質向上を目的とした内容となっています。故人様の大切な遺品を、専門知識と故人様への敬意を持って、一点一点丁寧に仕分けし、取り扱います。

メディア実績

NHK「ルソンの壺」や千葉テレビ「モーニングこんぱす」、日経新聞、朝日新聞、各種雑誌など、数多くのメディアに取り上げられた豊富な実績は、私たちの社会的な信頼の証です。

「どの業者を選べばいいか、法的な面も含めて不安…」

その不安、まずは私たちリリーフにご相談ください。

お見積もりは無料です。専門のスタッフが、お客様の状況とご不安を丁寧にお伺いし、許可や手続きの面も含めて、ご安心いただける最適なプランをご提案いたします。

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※注:委任状の要否や手続きの詳細は、各自治体の条例・指導によって異なります。リリーフはお客様の地域のルールに準拠した最適な方法をご提案します。

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