神棚の処分は神社?粗大ごみ?回収業者?処分方法を徹底解説

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神棚の処分は神社?粗大ごみ?回収業者?処分方法を徹底解説

2022/11/07残置物撤去



みなさん、ご自宅に神棚はありますか?

ご自宅にない方でも、会社やお店などにあるのを見たことがあるかもしれません。

さて、神棚とは何でしょうか?

どんな意味があるのでしょうか?

今回は「神棚」について解説します。


~~この記事の目次~~

  1. 神棚とはへ

  2. 処分する前にへ

  3. 処分の理由へ

  4. 神棚の処分方法へ

  5. 神棚を処分する際の注意点へ

1、神棚とは

神棚とは、ご自宅や仕事場などにお札を設置するための棚で、日々拝むことで家内安全、商売繁盛、無病息災などを祈願します。

厄年の大晦日に伊勢神宮のお札の設置用に神棚を設けて、一月中旬の小正月のどんど焼き

で神棚ごと焼いたり、海に流して厄を祓ったことに起源があります。

その後、江戸時代の中期に小型の神社を模した宮型の神棚にお札を祀って家庭やお仕事に関わるご祈願をする現在のかたちになりました。

現在、神棚はライフスタイルの変化や住宅事情などによって自宅に祀る人は減少していますが、

それでも35.6%(2019年庭野平和財団アンケート)の人が神棚を保有しています。

会社やお店などに設置している分も含めるとまだまだ日本人に身近なアイテムといえそうです。

2、処分する前に

まずは処分するタイミングや買い替え時期について簡単にお伝えしたいと思いますので、

処分したいと思っている方は、その神棚が該当しているか確認をしてみましょう。

神棚というのは、一度買ったものをずっと祀っておけば良いというわけではなく、一定の期間で入れ替える必要があります。

神棚は木材で作られているものがほとんどですので、木材が傷んだり汚れてしまったタイミングで買い替える必要があります。

一般的な目安としては5年から10年程度と言われています。

また、引越しをする際など自宅を離れる場合なども、神棚を処分するタイミングの1つになります。

3、処分の理由

大きな理由としては

  • 引越しや実家の処分で設置場所がなくなった
  • 新しい神棚を購入した
  • 神棚を見る人がいなくなった
  • 神棚が壊れた・汚れた

    といったところです。

    やはり一番多いタイミングは「引越しや自宅の建替え、実家の処分などで設置する場所がなくなった」になると思いますが、

    高齢化が進むなか「高い場所にある神棚の水、塩、酒、榊を頻繁に交換できなくなった」

    と日々の作法の負担感を挙げる人もいました。

    新しい神棚を買い替えることなく単純に神棚を手放す人が増加傾向にあり、神棚離れが進んでいることがわかります。

    4、神棚の処分方法

    神棚の一般的な処分方法について解説していきます。

    処分方法はそれぞれ特徴が異なりますので、きちんと理解した上で納得いく処分方法を選んでください。

    ①神社で処分してもらう(相場は5,000円~10,000円程度)

    神社に依頼して神棚を処分してもらう方法です。神棚をゴミとして廃棄処分することに抵抗を感じる方や、

    神棚の買い替えを予定している方に最もオススメの処分方法です。

    「御霊入れ」をしており、神棚の内部にお札がある場合は神社へ持ち込み、これから紹介する方法で処分する必要があります。

    祈祷

    神棚を直接神社へ持ち込み、祈祷受付所で希望を伝えてから、神棚に祈りを捧げる祈祷を行います。

    祈祷は神宮が行いますが、立会いを希望する方は立ち会うことも可能です。 神棚を自分で神社へ持ち込む必要があるので、

    女性などは他の人の助けを借りて運ぶことオススメします。

    お札を返納

    お札はほとんどの神棚の中に入っており、神道の考え方ではこの「お札の中に魂が宿っている」と言われています。

    そのためお札を神社にある納札所へ返納して、お焚き上げを行うことで処分を行います。

    神棚本体には魂が宿っていないということになりますので、お焚き上げしたり、回収業者に依頼して回収してもらいましょう。

    また、お札を返納する神社はどこでも構いません。

    お焚き上げ

    先述した通り、魂が宿っているのはお札だけと言われているので、

    神棚本体は自分で処分してしまっても構いませんし、神社でお焚き上げすることも可能です。

    ただし神社によっては神棚のお焚き上げを行っていないところもあるので、持ち込む前に忘れずに確認しましょう。

    ②自治体の規定に従いゴミとして廃棄処分する

    神棚を各自治体の処分方法規定に従って、「可燃ゴミ」もしくは「粗大ゴミ」として処分する方法です。

    神棚の内部に入っているお札とは違い、神棚本体には魂が宿って  いないためゴミとして処分して構わないという考え方もあります。

    ここではお札を収めてお焚き上げした後、自治体で神棚本体を処分する方法について解説します。

    燃えるゴミとして処分(各自治体の規定内であれば費用はかかりません)

    木材で作られた神棚は、自治体の規定に従って燃えるゴミとして廃棄処分することができます。

    サイズが大きすぎるものは粗大ゴミ、もしくは別の方法で処分する必要があるので注意しましょう。

    粗大ゴミとして処分(各自治体の規定にもよるが、相場は500円~1,000円程度)

    神棚を自治体の規定に従って、粗大ゴミとして処分する方法です。

    粗大ゴミ処分の手順

    (ⅰ)「粗大ゴミ受付センター」に問い合わせて、収集の依頼をする。

    (ⅱ)「粗大ゴミ処理券取扱店」で粗大ゴミ処理シールを購入して、神棚に貼り付ける。

    (ⅲ) 粗大ゴミ収集日時までに指定場所に神棚を出しておく。

    自治体によっては神棚の処分をお断りしているところもあります。粗大ゴミとして処分したい場合は、ホームページなどから事前に確認しましょう。

    ③神棚の専門業者に処分してもらう(業者にもよるが数万円かかる場合も)

    仏壇・神棚の専門業者に依頼することで処分する方法もあります。

    神棚の販売店が買い替えする際に回収・処分をしてくれる業者がほとんどですが、神棚の処分を専門にしている業者も存在します。

    業者の中には回収後に祈祷までしてくれる業者もありますので、神社に頼むのと同じ理由で神棚を交換する予定の方にオススメの処分方法です。

    回収費用が高くなることがあるので、きちんと料金内容を確認しましょう。

    ④不用品回収業者に依頼して回収してもらう(要確認)

    不用品回収業者に依頼して神棚を処分してもらう方法です。

    お札を神社へ納品しても、神棚本体の取り外しは自分でする必要があります。

    不用品回収業者に依頼すれば、神棚の取り外し時に怪我をする危険性はありませんし、

    他の処分方法と比べて最も手間が少なく、日をまたがずに処分することができます。

    お札はお焚き上げしたから神棚は手っ取り早く処分してしまいたい方には、不用品回収業者による処分が最もお手軽です。

    5、神棚を処分する際の注意点

    神棚を処分する際は、以下3点に注意しましょう。

    ・魂入れされているかどうか確認する

    ・取り外しが難しい場合は業者に依頼する

    ・ホコリを落としてキレイにしておく

    特に「神棚が魂入れされているかどうか」や「ほこりを落としてキレイにしておく」ことは、正しく神棚を処分するために重要なポイントです。

    魂入れされているかどうか確認する

    魂が宿っていないとされる神棚ですが、購入時に神主が魂入れの儀式を行っている場合があります。

    もし、処分を検討している神棚に魂が宿っているなら、神社で処分してもらいましょう。

    神社に設置されている社務所に持参すると、神主が祈祷後にお焚き上げをします。

    なお、魂入れをしていない神棚は、神社で処分しなくても問題がないので、自治体へゴミとして出したり業者に依頼したりして処分できます。

    取り外しが難しい場合は業者に依頼する

    神棚を高い場所に設置している場合は、取り外しが難しいです。無理に取り外そうとすると、転落などの事故が発生する恐れがあるため、要注意です。

    自分で取り外すのが難しいのであれば、無理をせずに取り外しをしてくれる業者に依頼しましょう。

    ホコリを落としてキレイにしておく

    神棚は、何年も飾っておくとホコリなどが蓄積して汚れることがあります。

    処分する際は、ほうきや軽く濡らしたタオルでホコリや汚れをキレイに落としておきましょう。

    処分するからといって汚れたままにするのではなく、できる限りキレイにして感謝の気持ちを込めてお別れすることが大切です。

    最後に 

    いかなる状況であっても、処分する際は神棚の意味、設置した方やまわりの方々とも充分話し合って決めていきましょう



    <株式会社リリーフ> 1960年創業。遺品・生前整理、孤独死・ゴミ屋敷・原状回復、不用品撤去などを行う「おかたづけ事業」と、おかたづけ事業が回収および、提携先から引き取った不用 品を主に海外でリユース・リサイクルを行う「リユース事業」を展開。年間相談件数7,000件以上、お客様満足度96%以上(リリーフ調べ)で、全国へ展開。日本が迎える超高齢化社会への課題とリユース事業による循環型社会を目指す。

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