ゴミ屋敷の処分を業者に依頼した時の費用について
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ゴミ屋敷の処分を業者に依頼した時の費用について
2023/02/02ゴミ屋敷・モノ屋敷

テレビやニュースなどでも取り上げられる「ゴミ屋敷」。
はたしてこのゴミ屋敷をきれいにすると、どれほどの費用が掛かるのか?
また、ゴミ屋敷とは?どこからがゴミ屋敷?ゴミ屋敷の問題は?
今回は、ゴミ屋敷とゴミ屋敷のゴミ処分の目安についてお話したいと思います。
~~このコラムの目次~~
1、ゴミ屋敷とは
ところでゴミ屋敷には定義があるのでしょうか。
みなさんがイメージするゴミ屋敷は、おそらくテレビで取り上げられる、
外にも溢れんばかりの荷物があり、住居自体も老朽化し、
どこまでが敷地なのかもわからないような住居がほとんどだと思います。
そして、まさにイメージされた住居がゴミ屋敷だと思ってください。
ただ、実際には見た目だけでなく様々な問題を抱えているのがゴミ屋敷です。
ちなみに国土交通省では、ゴミ屋敷の定義を次のようにしています。
「病害虫の発生や悪臭など、既に社会的な問題となっていたり、周辺住民からなんらかの苦情等が寄せられているものなどを対象とする」
つまり「ゴミ屋敷」とは、家の中だけでなく敷地内もしくは敷地を出る程にゴミが積まれ、
生活できる空間がほとんどなく、家として管理されていない状態の住居を指すことが多いようです。
このような家や土地が、一般的に「ゴミ屋敷」と呼ばれています。
また居住者は、自ら出すゴミを放置するだけでなく、近隣のゴミ集積所に捨ててあるゴミを運び込んだり、
リサイクル業を営んでいると称してゴミを集め、溜め込んでいたりすることもあるようです。
なお、精神医学の見地では、ゴミ屋敷になるほどゴミが捨てられない原因は、
うつ病や認知症、セルフネグレクトといった精神疾患が影響していると考えられているようです。
ゴミを捨てる気力が沸かないため、ゴミ屋敷と化してしまうのです。
セルフネグレクトは悪臭や害虫が発生しても無関心になるため、近隣住民とのトラブルに発展しかねないので注意が必要です。
2、ゴミ屋敷の特徴
さあ、敷地内にも目を向けてみましょう。
まずは、家がゴミで溢れていて歩けない。
特に、普段の生活ごみがそのまま捨てられずに、家の中で溢れかえっており、
自宅の中を歩くことすらできない、座ることすらできないような状態になっています。
コンビニなどの袋や食べかす、飲み残しの缶ジュースや弁当などがそのまま放置されている事も多くあります。
そして、庭にもゴミが捨てられている。
自宅内だけではなく、玄関先や庭にもごみが捨てられているようなケースもあります。
自宅内では日常生活で出るゴミがそのまま放置されており、庭には使わなくなったソファーやテーブル、
椅子やそれ以外の家具などが放置されていたり、はじめは捨てるつもりだった日常生活で出たゴミを
ゴミ袋に入れたまま放置されていたりというケースもあります。
特に、普段のゴミの中でも「どうやって捨てて良いかわからない」「捨てるのが面倒」と
思ってしまうようなゴミがそのまま放置されていることが多いようです。
最後に、実際の現場でなければ伝わりにくい悪臭・虫の発生。
上記のように大量の荷物とゴミにより、掃除もままならない状況となると、
もちろんのように悪臭・虫が発生します。
こうなると、まず住人自身の健康にも影響を及ぼします。さらには近隣住民への被害も大きくなり、近隣トラブルへと発展することとなります。
3、公的機関も簡単に介入できないゴミ屋敷
「ゴミなら近隣住民で手分けして捨ててしまえばいいのでは?」
「自治体が強制的に捨ててしまえば?」
ただ実際のところ、なかなかそうはいかないのが現実です。
まず民法ではゴミ屋敷に関する記述はありません。つまりゴミを貯めても基本的には個人の意見が尊重されます。
本人が「ゴミではない」と主張されればゴミではなく、
万が一近隣住民が勝手に処分してしまったら財産権の侵害と訴えられてしまう恐れがあります。
また、警察に相談したとしても例えば公道にまではみ出ているようであれば対処はしてもらえますが、
それ以外では民事不介入の原則により介入は出来ません。
それでは自治体に相談したらどうなのか?
実は一部の自治体では「ゴミ屋敷に関する条例」が定められているのです。
その条例に沿うと①調査②指導・勧告③改善命令④行政代執行という流れになります。
ただし、行政代執行の場合の費用は一時的には税金を使用することとなります。
その後住民に請求することとなるのですが、支払い能力の有無も含め簡単には進めることができないのが現状のようです。
以上のようにゴミ屋敷をきれいにするには、様々な課題があるのです。
4、ゴミ屋敷の片付け
ここからは今までの話と切り離して、ゴミ屋敷を片付けていく事となった場合についてお話したいと思います
まず最初に分かれる選択肢は、
①自分、家族、親族などの協力を得ながら自力でやる。
②専門業者に依頼する。
という2つです。
自力で行う場合は、とにかく時間と労力がかかります。ゴミの分別から片付け、
ゴミの処分も曜日が決まっているのでそれまでは自宅で保管(処理センターに持ち込むなどの方法もあり)。
衛生環境も決して良いとは言えない中での作業ですので想像以上に大変だと思います。
ただ専門業者に依頼すれば、この労力は一切かからず、
ゴミの量にもよりますが数日の作業できれいになります。
どこまでが自身で出来る範囲かは人それぞれですが、
目安としては1K~2DK程度、水回りが使用でき、虫の発生が無い状態であればチャレンジできる範囲のイメージです。
一軒家全体ともなると非常に困難になります。
5、片付けにかかる費用
さて、ゴミ屋敷をきれいにするには一体いくらかかるのでしょうか?
まず費用には大きく分けて3つの項目があります。
作業費用、ゴミの処分費用、その他オプション費用。
作業費用は人件費や車両費など、ゴミの処分費用は分別されたゴミそれぞれの処分料金、
その他オプションはハウスクリーニングや特殊清掃、消臭、消毒作業などです。
作業費用は、人件費がひとり1.5~2万円程度になります。
作業内容と希望日数等を考慮し、実際に何名になるのか、何日かかるのかで費用が決まります。
一番金額かかり、量によって金額が大きく変わるのがゴミの処分費用です。
ここで皆さんにも認識してもらいたいのが、捨てるのにもお金がかかるという事です。
ゴミの処分量はゴミの量(㎥/りゅうべい)によって金額が変わります。
1㎥は縦横高さそれぞれが1mの立方体になります。この単位で金額が設定されています。
目安としては、1㎥=45Lのゴミ袋が22個と覚えておいていただければと思います。
最後に具体的な目安ご紹介いたします。
ゴミ屋敷1Kで10万円~15万円
ゴミ屋敷3LDKで40万円~60万円
ゴミ屋敷一軒家で80万円~
大体のお宅では、悪臭・害虫の発生もあるのでオプションが必要になります。
また、場合によっては床が腐ってしまっていたり、畳が劣化していたりなど、そのあたりの 修繕も必要な場合は別途費用が掛かります。
ゴミ屋敷の整理には、とにかく大きな金額がかかるという事を覚えておいてください
ゴミ屋敷、汚部屋などは、少しづつ整理できるものは整理して、捨てるものは捨てる。
このような費用が掛からないよう、こまめな整理が後々の大きな出費を防ぐことになります。
<株式会社リリーフ> 1960年創業。遺品・生前整理、孤独死・ゴミ屋敷・原状回復、不用品撤去などを行う「おかたづけ事業」と、おかたづけ事業が回収および、提携先から引き取った不用 品を主に海外でリユース・リサイクルを行う「リユース事業」を展開。年間相談件数7,000件以上、お客様満足度96%以上(リリーフ調べ)で、全国へ展開。日本が迎える超高齢化社会への課題とリユース事業による循環型社会を目指す。
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