遺品整理は自分でできる?手順と注意点をわかりやすく解説
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遺品整理は自分でできる?手順と注意点をわかりやすく解説
2025/08/23遺品整理

遺品整理は、突然直面することが多く、「自分でできるのか」「何から始めればいいのか」と戸惑う方も少なくありません。思い出が詰まった品々を前に、どう整理すればいいのか悩むのは当然のこと。
本記事では、自分で遺品整理を行う際の手順や注意点を、初めての方にもわかりやすく解説します。無理なく進めるためのコツや、プロに頼るべきタイミングについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
遺品整理は自分でできるのか?
自分で遺品整理をすることは可能ですが、状況によっては無理をせず、プロの手を借りた方がよい場合もあります。
故人がひとり暮らしだった場合や持ち物が少なかったケースでは、家族や親族で力を合わせて整理することも現実的です。たとえば、1Kや1LDKの部屋であれば、休日を利用して数日かけて対応することもできるでしょう。
一方で、家一軒分の荷物があるような場合や、遠方から通わなければならないケースでは、体力面や時間の面で大きな負担になります。さらに、故人との思い出が詰まった品々を前にすると、気持ちの整理が追いつかず、なかなか作業が進まないという声も多く聞かれます。
「できるかどうか」は遺品の量や状況、自分たちの体力や気持ちに余裕があるかどうかによって変わります。自分で整理するのが難しいと感じたときには、無理をせず専門業者に相談することもひとつの選択肢です。遺品整理は、「片付け」だけではなく「心の整理」の時間でもあるからこそ、負担を抱えすぎないことが大切です。
自分で遺品整理をするメリット

自分で遺品整理を行うことで、費用を抑えられるだけでなく、故人との思い出にじっくり向き合えるという大きな利点があります。
費用を抑えられる
業者に依頼すると、作業内容や物量に応じて数万円〜数十万円の費用がかかることもあります。一方で、自分たちで対応すれば人件費や出張費がかからないため、金銭的な負担を抑えることができます。特に、作業に時間を割ける方や少人数の整理で済む場合には大きな節約になります。
故人を偲びながら整理できる
故人の持ち物にひとつずつ触れることで、懐かしい思い出がよみがえったり、感謝の気持ちが自然と湧いてくることもあります。写真や手紙など、その人らしさが感じられる品を自分の手で見つけ出す時間は、心の整理にもつながります。
プライバシーが守られる
遺品の中には、家族にも見られたくないものや、故人がこっそり大切にしていた品もあるかもしれません。自分で整理することで、そうしたものを他人の目に触れさせることなく、丁寧に扱うことができます。プライバシーを尊重しながら進めたい方にとっては大きな安心材料です。
自分で遺品整理をするデメリット
自分で遺品整理を進める場合、時間や手間がかかるうえ、精神的な負担も大きくなりやすいため、注意が必要です。
時間がかかる
身の回りの物は意外と多く、想像以上に時間がかかることがあります。特に思い出の詰まった品に手を止めてしまい、作業が遅れてしまうというのはよくある話です。「今日中に終わらせよう」と意気込んでも、結局何日もかかってしまうケースも少なくありません。
精神的な負担が大きい
故人を亡くした直後は、まだ気持ちの整理がついていないことも多いものです。そんな中で遺品に触れる作業は、心に大きな負荷がかかることがあります。手紙や写真を見つけた途端に涙があふれてしまい、作業を中断せざるを得なくなることも考えられます。
処分や分別が大変
前述の通り、遺品は家庭ごみだけでは処分できないものも多く含まれています。家具や家電などの大型ごみや、リサイクル対象品の扱いには、自治体のルールを確認した上で、適切に対応する必要があります。処分方法がわからず立ち往生してしまうケースも少なくありません。
自分で遺品整理を行う手順

遺品整理を自分で進めるには、事前の準備と計画が欠かせません。手順をひとつずつ確認しながら進めることで、負担を減らし、スムーズに対応できます。
1.スケジュールを決める
遺品整理をスムーズに進めるためには、最初に全体のスケジュールを立てることがとても重要です。
行き当たりばったりで始めてしまうと、作業が長引いたり、途中で気力が尽きてしまうこともあります。まずは、全体でどれくらいの作業量があるかを把握し、どのくらいの日数が必要かをざっくりと見積もってみましょう。遺品の量が多ければ、複数日に分けるのが現実的です。また、家族や親族など、手伝ってくれる人の都合も確認しておくと安心です。
たとえば、「初日はリビングとキッチン」「次回は和室と押し入れ」など、1日で整理する範囲を決めておくと、作業がぐっと効率的になります。無理のないペースで、少しずつ片付けていくことが、負担を減らしながら進めるコツです。
2.必要な道具をそろえる
遺品整理は想像以上に作業量が多いため、事前に道具をそろえておくことで、効率よく進められます。
基本的な道具としては、ゴミ袋(燃える・燃えないを分けて)、段ボール箱(品別に仕分け用)、軍手(ガラスや金属でのケガ防止)、マスク(ほこり対策)、油性マジック(ラベル書き)、付箋や仕分け用シールなどがあると便利です。また、大型家具の移動には台車や養生テープが役立ちます。
意外と忘れがちなのが、飲み物や作業用の着替え。特に夏場や重労働を伴う日は、熱中症対策や着替えの準備も忘れずに行いましょう。こうした道具が手元にあるだけで、無駄な時間を減らし、集中して作業ができます。
3.仕分けルールを決める
遺品整理をする際に最も大変なのが、物をどう扱うかの判断です。そのため、あらかじめ仕分けルールを明確にしておくことで、迷わず進めやすくなります。
一般的には、以下の4つの分類に分けると整理しやすくなります。
- 残すもの:貴重品、写真、思い出の品など今後も大切に保管したいもの
- 処分するもの:壊れていたり、明らかに使わない日用品など
- 売却・リサイクルするもの:家電やブランド品、家具など再利用できるもの
- 供養するもの:仏壇、遺影、人形、お守りなど宗教的・精神的な意味があるもの
このように最初にルールを決めておくことで、作業中の迷いやトラブルを減らすことができます。家族とルールを共有しておくと、判断にブレが出にくくなり、整理もスムーズです。
4.作業エリアを分けて進める
広い空間を一気に片付けようとすると、途中で疲れてしまったり、手が回らなくなることがあります。そこで効果的なのが、部屋ごと・エリアごとに作業を分ける方法です。
たとえば、1日目は玄関とキッチン、2日目はリビングと和室、というようにエリア単位で進めていくことで、無理なく、しかも達成感を得ながら作業を進めることができます。また、ひとつの部屋が終わるごとに「ここまでできた」という実感が得られるため、気持ちのリズムを保ちやすくなります。
家全体を見渡しながら、優先的に整理したい場所や、物が多い部屋から手をつけると効率もアップします。
5.不要品の処分・搬出を行う
仕分けが終わったら、次にやるべきことは不要品の処分と搬出です。ここで重要なのは、自治体のゴミ出しルールをしっかり確認しておくことです。
粗大ごみや家電リサイクル対象品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど)は、普通ごみとは異なる手続きが必要になります。回収には事前予約が必要な自治体もあるため、早めに問い合わせて準備しておきましょう。また、可燃・不燃・資源ごみの分別も、地域ごとに細かく決まっている場合があります。
大量に出たゴミを一度に捨てると回収してもらえないこともあるため、何回かに分けて処分したり、不用品回収業者を利用する方法もあります。搬出の際は、周囲や共用部(マンションの場合)の養生にも配慮しましょう。
6.清掃を行う
遺品整理が完了したら、最後に忘れずに行いたいのが清掃です。部屋をきれいに整えることで、気持ちにもひと区切りをつけることができます。
家具を動かした後にはほこりや汚れがたまりやすく、床や壁に長年の使用感が残っていることもあります。掃除機や雑巾を使って床を拭いたり、窓を開けて空気を入れ替えたりすると、部屋全体がすっきりと整います。
また、今後その部屋をどう活用するか(売却・賃貸・リフォームなど)に応じて、ハウスクリーニングや修繕を検討するのも良いタイミングです。整理から掃除まできちんと仕上げることで、物理的な片付けだけでなく、心の整理にもつながります。
自分で行う際の注意点

遺品整理を自分で行う際には、作業中の見落としや心身への負担に注意が必要です。スムーズに進めるためのポイントを押さえておきましょう。
貴重品や契約書類の見落としに注意
遺品整理をしていると、目に見えるものばかりに気を取られがちですが、実は一番大切なのは「見えにくいものの確認」です。
たとえば、保険証券や通帳、不動産関連の書類、年金通知書などは、引き出しの奥や書類の間に紛れていることもあります。これらは後々の手続きや相続に関わる重要な書類なので、見落とさないよう丁寧に探す必要があります。
財布や机の引き出し、本棚、古いカバン、電話台の引き出しなどは、特に注意深く確認しておきたい場所です。中には、重要なものが予想外の場所から出てくるケースもあります。「この辺は関係なさそう」と思わずに、必ず目を通すようにしましょう。
思い出の品に時間をかけすぎない
遺品整理の中で、特に作業の手が止まりやすいのが思い出の品に触れたときです。
アルバムや手紙、日記、洋服など、故人との記憶が詰まったものに出会うと、どうしても感情がこみ上げてきてしまいます。その気持ちはとても自然なものですが、時間をかけすぎると作業が進まず、整理が長引いてしまう原因になります。
もし手が止まってしまいそうな品が出てきたら、ひとまず「保留」の箱に入れて、あとでゆっくり見直すようにしましょう。いったん整理を終えたあとに気持ちの余裕を持って見返すことで、より冷静に、そして大切に向き合うことができます。
ゴミの分別や回収日を事前に確認
遺品整理を進めるうえで避けて通れないのが「ごみの処分」です。しかし、ただ捨てればいいというわけではなく、正しい分別と処分方法を理解しておく必要があります。
地域ごとに、ごみの分別ルールや回収日が異なるため、自治体のホームページや配布されているごみ出しカレンダーを事前に確認しておきましょう。特に、大量のごみが出ることが予想される場合、1度では出しきれないこともあります。粗大ごみや家電リサイクル品の処分には予約が必要になるケースもあるので注意が必要です。
計画的にスケジュールを組み、分別用のゴミ袋やシール、搬出用の段ボールを用意しておくと、当日になって慌てることなく、効率よく進められます。
無理をしない
遺品整理は、ただの「片付け」とは異なり、体力的にも精神的にも大きなエネルギーを使う作業です。だからこそ、「無理をしない」ことが何よりも大切です。
悲しみや疲労が重なると、思考が鈍くなったり、作業の精度が落ちてしまうこともあります。「今日はここまで」と決めて、休憩をこまめに取りながら作業を進めましょう。また、つらい気持ちが強くなったときは、思い切って一度作業から離れるのも一つの方法です。
家族や信頼できる人に手伝ってもらったり、第三者の目を借りることで、負担を分散させることもできます。すべてをひとりで背負わず、必要なときには助けを求める姿勢も大切です。
自分でできないと感じたら業者に相談を

遺品整理は、想像以上に心身への負担がかかる作業です。最初は「自分たちでやってみよう」と思って始めても、途中で作業が進まなくなったり、片付ける量の多さに圧倒されてしまうことも少なくありません。
そんなときは、無理をせず専門業者に相談することを検討してみてください。遺品整理のプロであれば、仕分け・搬出・処分・清掃までを一括で対応してくれるため、自分たちで行うよりも時間も手間も大幅に省けます。
また、専門業者は遺族の心情に配慮しながら作業を進めてくれるため、「乱暴に扱われたら嫌だな…」といった不安も払拭されます。必要に応じて、供養や貴重品の捜索といったオプションにも柔軟に対応してもらえる点も安心です。
気持ちや体力に余裕がないとき、作業に行き詰まったときには、専門家に頼るという選択肢も前向きな判断と言えるでしょう。
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